NHKのBSプレミアムで放送された、ばしゃ馬さんとビッグマウス見ました。
2013年に公開された映画で、主演は麻生久美子さんと安田くん。
四年前はまだ関ジャニ∞のことをほとんど知らなかったので、この映画のことも知りませんでした。
ワクワクしながら見たのですが、安田くんかわいいぃぃーーーな映画でした(*´∇`*)
カラフルな服装でマイルドな関西弁で、グイグイせめる年下役は似合ってた!
映画のあらすじは、しんどい方の映画でした〜(´;ω;`)
脚本家を目指す34歳の馬淵みち代(麻生久美子)は脚本家の卵。真面目でいつでもシナリオのことを考えているせいで周りからは「ばしゃ馬さん」と呼ばれている。
同じく脚本家を目指す天童義美(安田章大)は28歳。一度も作品を書いたこともないのに、「俺は本気出したらすごいから!」のビッグマウス男。
シナリオ教室で天童が馬淵に恋したことから物語がスタートする…というヒューマンコメディ。
ヒューマンコメディ!?
コメディっておもしろいほうなんじゃないの(´;ω;`)
夢に向かって努力し続けて来た人が遂に諦めてしまうまでを描いた映画でした〜。
みち代さんが見下してた友人に抜かれてショックを受けてるシーンや、10年前にシナリオ教室で一緒だった売れっ子脚本家に親しげに声をかけたら忘れ去られてショックを受けるシーン。
元カレといい雰囲気になったところでわざわざ「いいの?」って言葉に出したせいで、一線引かれちゃう瞬間とか!
麻生久美子がかわいそうすぎて見てられない!!(´;Д;`)
でも残酷な瞬間って続くときってあるよね…。
天童のいざ書こうとしても書けなくて旅館とか泊まっちゃうところとかも、落選したのにワザワザ電話かけて落選を再確認して奇声あげちゃうところも。
これまた見てらんない(´;ω;`)
胸の痛い映画…。
いくら安田くんが上目遣いで可愛くカメラ目線してても、みち代さんを追っかける忠犬っぷりを見せてくれても、全然中和されないこの痛み…。
安田くんが歌ってくれてやっとちょっと中和された_(:3 」∠)_
終盤、2人がそれぞれシナリオを書き上げるところはすごく楽しそうで、キラキラしてとても美しいものが凝縮されていて泣きそうになりました。
ラスト、結局みち代はやっぱり落選してしまいます。
友人の授賞式を見つめるみち代さんはきれいだった…(´;ω;`)
脚本家を夢を諦めて田舎に帰るみち代さんと脚本家の夢を追いかける天童くん。
安田くん=俺節のコージのイメージだったので、真逆で新鮮でとてもおもしろかったです。
言葉で武装してるタイプじゃなかったもんね、コージ。
中盤まではもう絶対2度と見ない(´;ω;`)と思ってましたが、ラストのみち代さんの晴れ晴れした顔に引き込まれ、すごく爽やかな余韻で終わりました。
いっきにまた見たい映画になった。
とってもおもしろかったです。
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