6/29にオリックス劇場へ俺節を見に行ってきました。
広い!広すぎるよ、オリックス劇場。
三階席とはいえ、最前列だったので少しはマシだったものの舞台はかなり遠かったです…。
思わずオペラグラスで観ちゃったんですが、もっと全体を見回しながら楽しめば良かった!と後悔しきりです。
お芝居の感想に入る前に残念だったことが一つ。
途中ランニングとトランクス姿でテレサとのラブシーンがあるのですが、そこで悲鳴が軽く上がったんですよね。
たぶん安田さんのファンの方なんでしょうが、その悲鳴で一気に冷めてしまいました。
あれは台無し。
コージがテレサの過去を受け入れ、幸せのピークの瞬間。
悲鳴が上がるような要素は全くありません。
そこからは物語は転げ落ちていき、コージには歌しか残らないという大事な場面だったにもかかわず、声が出ちゃったんでしょうね…。
そこからしばらくはコージじゃなく安田さんに戻ってしまいました。
そうなると気になるのが、安田さんのあの細さ。
カリンカリンじゃないか!
オカァチャン目線になってしまってかなしかったです(苦笑)
ラブシーンにショックを受けるのは勝手ですが、周りの邪魔してしまうのはやめてほしいものです。
さて、気を取り直して俺節。
安田章大さんが演歌を歌う!?と聞いた瞬間からワクワクしていました。
まず、安田さん!
やっぱり歌がうまかった!!
随所随所で歌うのですが、そんなに力込めて歌わなくても良いんじゃないかと思うくらい毎回全力。
コージのキャラなんでしょうが、普段のヘラヘラした部分と言葉にできない思いを歌う場面のテンションのギャップに最初から最後までハラハラさせられ通しでした。
そして脇を固める、オキナワ役の福士蒼汰さん。
この人も格好良かったです。
コージをを導いていく前半、別れを切り出しヤサグレつつもやっぱり歌が好きで戻ってきてしまう人柄。
そしてすっとまたコージを支える健気さ。
テレサとは違う意味の女房役にグッときました。
テレサ役はシャーロット・ケイト・フォックスさん。
テレサは原作とだいぶ設定が違ったようで、まさかのウクライナ人。なぜ昭和のこの時代にこんな場末に…とは思ったのですが、ラストで納得。
最後、一度は離れたコージと再会するシーン。
ここの言葉にならない吠え声だけで会話するテレサとコージに涙が出ました。
あがり症で、津軽弁もありうまく話せないコージ。
祖国から遠い国で片言で暮らしてきたテレサ。
「うまく話せない」二人が言葉じゃなくてただの声で会話しているシーンは、たぶん一生忘れないです。
それくらい美しかったです。
他にも大好きな西岡徳馬さんや六角精児さん、桑原裕子さんなどみんなそれぞれ歌っていています。
熱かったり、なにかを諦めた悲しい歌だったりこんなに歌って感情が乗るものなのかと、誰かが歌うたびにドキドキしました。
ストリッパーの人たちやみれん横丁の人たちの、厚い人情とカラッとした人柄。
暴力や貧乏な生活の中、自分の生活にもほとんど余裕がないのに、ただ優しく厳しい昭和の空気をたっぷり味わえてとても楽しかったです。
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